価格の理由
ORGANIC WIREは量産されている工業製品とは違い、全ての制作工程が人の手によるオールハンドメイドケーブルです(プラグ等の一部のパーツを除く)。
これは市販品ケーブルにはほとんど使われない和紙、麻、綿といった天然素材を使いケーブルを作りあげる為です。studio dubreelではプロの制作現場で使える音を追求し実験した結果こういった素材にたどり着きました。
ハンドメイドという制作スタイルのため完成までにかかる時間も多く工程もより複雑なため高い価格設定になっていますが、愛用してもらっているアーティストやエンジニアからは『適正な価格』『安いくらいだ』という嬉しい言葉を多くいただいています。
天然素材からうまれる音
ORGANIC WIREシリーズに共通しているのは、ケーブルの殆どの素材に静電気の発生しにくい天然素材を使用して制作されているという事です。これによって本来の音源にはない付帯音がほとんどなくフラットな音を聴かすことが出来ます。
通常市販されているケーブルとorganic wireを繋ぎ変えると今まで信号以外の付帯音が混ざった音楽を聴いていた事が分かります。再生環境や耳のよい方は無駄な付帯音が少なくなったため若干音量感が下がる感覚を受ける方も多いですが、そこから音量を上げても耳に痛い音がなく定位や周波数ごとの分離など非常にはっきりと聴き取れる心地よい音になっていると思います。
特にエンジニアやクリエータの方は一度organic wireでmixや制作をされますと普通のケーブルでは音が見えにくいと感じられると思います。DJで使った場合も音に余計なピークがないので大音量でも心地よい音で聴かせることができます。制作/パフォーマンスどちらのレベルアップにも繋がります。
制作現場で作られたケーブル
ORGANIC WIREは当レコーディングスタジオ 『studio dubreel』が、市販のケーブルに満足できなくなり自社で使用する為に開発されたケーブルです。
そのため当初販売予定はありませんでしたがスタジオを訪れるアーティストやエンジニアからの販売できないかといった声を多くいただき、安定供給が可能な素材を検討し再度ケーブルの構造など様々な研究を繰り返して販売可能なモデルが完成いたしました。
現場ではDAWのマスター出力やモニター周りのケーブルは極力フラットな音である必要があります。どんなに耳の優れたエンジニアやクリエイターでも必ずモニターから再生された音を聴きます。ですのでモニターから出る音に特有の癖があれば、その癖を通った音で全てを判断する事になります。その事からも制作の現場ではモニター/マスター周りのケーブルは色付けの少ないものが必要になります。
そういった方向性で開発されたORGANIC WIREは正確なモニター環境が必要なプロの制作現場はもとより、ピュアオーディオの方にもおススメできるケーブルとなっています。